脂肪吸引術の方法は、脂肪を減らしたい、痩せたい部位へ直接皮下脂肪層に、特殊な細いカニューレと呼ばれる管を皮膚表面から挿入し(メスを使わず極小口から挿入し)、 強い吸引力を利用して、直接脂肪細胞を体外へ排出、消失させるものが一般的です。 カニューレを挿入する穴は最大でも5ミリ程度ですので、脂肪吸引の手術後、傷跡は目立ちにくいです。
一カ所一単位(下腹部、上腹部、ウェストライン、内股、前股、外股、膝周り、ふくらはぎ、二の腕、ヒップライン等の単位)あたり、その患者様の脂肪の付き具合によりますが、大凡約30分~60分です。頬やアゴなどの顔周りは、大凡約15分~30分です。
手術した術後の影響として、数週間~1ヶ月は、多かれ少なかれ、脂肪細胞が無くなった空間に、一旦体液が貯留しますので、その分の腫れ、むくみが生じる場合があります。
通常は、同一部位に一回のみの治療となります。